靴下を履くための自助具ソックスエイドを手作りしてみた【使うのはダイソー商品だけ】

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人工股関節置換手術をしたおばあちゃんのためにソックスエイドを作ってみた。

 

歪な形をしているが、これを使えば驚くほど簡単に靴下を履くことができる。

 

このソックスエイドは、術後で足を大きく動かすことができないおばあちゃんにとって、ド◯えもんのポケットから出てくるアイテム並に便利な代物なのだ。

 

上の写真は私が作ったものではなく、病院の看護師さんが作ってくれたものだ。

これは記念に写真を撮っただけで、退院時には病院へ返却しなければならなかった。

 

おばあちゃんは現在リハビリ中なのだが、靴下を履くのにソックスエイドを使いたがっているので、私が作ってあげることにした。

 

看護師さんが作っているのだから、私にも作れるはずだ。

 

用意するもの

 

できるだけ安い費用で高クオリティのものを作ることができたら最高ではないだろうか?

なので必要な材料は全てダイソーで揃えた。

 

【 必要な材料 】
  • 下敷き(ダイソー)
  • カラーひも(ダイソー)
  • 油性マジックペン(所持品)
  • 万能バサミ(所持品)
  • 穴あけパンチ(所持品)

 

作り方

 

① 型台紙を用意する

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まずはソックスエイドの型を用意する。 

看護師さんが作ってくれたソックスエイドの型を書き取っていたので、今回はそれを使う。

型を書き取った後、型にそって切り抜いておく。

 

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サイズは下敷きにギリギリ収まるくらいになった。

 

② 型を下敷きに書く

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切り取った型を下敷きの上に乗せた状態で、油性ペンを使い型に沿ってなぞっていく。

 

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こんな感じになった。

上出来、上出来。

 

③ ハサミで丁寧に切る

 

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万能バサミを使い、型の線に沿って下敷きを切っていく。

綺麗に、なめらかに、を心がける。

 

切り口がギザギザしていると、靴下を履くときに布の繊維が引っ掛かったり、指で触ったときに怪我をするかもしれない。

慎重に切っていかなくてはならない。

 

ハサミと下敷きの接合部に全神経を集中させる。

とても重要な作業である。

 

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切り抜き後の姿。

瓜二つ。

 

 

④ パンチで穴を開ける

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上の2つの角のような部分に、それぞれ1つずつ穴を開ける。

下敷きに穴を開けるのは、穴あけパンチで十分だ。

 

 

⑤ カラーひもを通す

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開けた穴にカラーひもを通す。

ギリギリ通った。
 

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うんうん。

ひもの端を軽く結んだだけだが上等だ。

 

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これで手作りソックスエイドが完成した。

制作時間は10分もかからないくらい。

制作費用は200円。

 

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イラストが載った下敷きを使うと可愛くなる。

こっちの可愛い方をおばあちゃんにプレゼントしようかなぁ。

 

自作のソックスエイドを使って実際に靴下を履いてみたが、看護師さんが作ったソックスエイド同様、すんなりと履くことができた。

 

このソックスエイドは大成功だ。

おまけに可愛いし面白い。

 

文句のつけようがない素晴らしいソックスエイドができた。

やっぱり手作りは楽しい。

 

簡単に作ることができるし、材料も100均で揃えることができるので、もしソックスエイドが必要になったときは、「自分で作ってみる」という選択をしてみるのもアリだと思う。

 

おばあちゃん、喜んでくれると良いなぁ。